ネオの四十路から初めたキャンプ道!

40歳からキャンプ沼にハマり自ら窒息した男の物語

キャンプ泊は3回目 in つり橋の里キャンプ場 ②

十津川のキャンプ場というのは後で知った話だが、風と砂嵐が凄いらしい

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キャンプ場のいい面しか調べていなかった自分の詰めの甘さもあったのだが

 

もれなく我が家も十津川の山神様の洗礼を受けることになった


まず、初心者の自分は少々勘違いをしていた

それが一番の原因でもあり、今回一番経験値になった事に他ならない


それは

作ったキャンプ場と、そこでキャンプをしていいというキャンプ場

この差だ

 

作ったキャンプ場とは、そもそも設営をする前提でつくっているサイトを区画区切りで提供しているキャンプ場だ

 

自分でいう「生駒山麓公園 野外活動センター」が当てはまる

 

ペグを打つであろう、風が吹くであろう、雨や水捌けなどちゃんと考えられている

ペグダウンしやすいように石や岩などが無く、程よい硬さの土と芝生で出来ている

 

初心者の自分があのサイズのテントを立てる事が出来たのは、設営し易くしてくれていたからに他ならない

 

なのでお値段もする、それは仕方がない事だと本当に思った。

 

キャンプをしていいというキャンプ場は

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もちろん、ある程度の整地(設営に邪魔な岩や木を撤去してある)をしているし車が入ってもいいようにも出来ている

 

が基本的には自然に由来をした土地であってペグダウンをする等の、設営しやすさは無くキャンパーの経験値とスキルでそれをクリアする事が必然となる場所だという事

 

できなければ断念し、設営のしやすいキャンプ場に行くしかない


十津川のキャンプ場は後者だ

 

まだ青二才の自分は、もちろんペグもイメージ的にすんなり刺さると思っていた

 

電話で「ピンペグ、プラペグはあかん」と言われた理由がすぐにわかった

 

ペグが刺さらない

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詳しく言うと刺さりはするのだが途中で岩にあたるのだ


十津川の谷を吹く強風の中、なかなかペグダウンが出来ず嫁さんと娘が必死でテントが飛ばない様に抑え、必死の思いで基本位置のペグを打つ事は出来た。

 

ガイロープと含め24本がメインのペグになるが、思い出してみる限り15本以上は岩にあたって何回も何回もやり直した。


そして粒子が細かい砂地という事もあり、スカートを止めていても下から砂が吹き入ってくる

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1時間もすればギアが砂だらけになりテーブルで食事などできなかった

侵入する風で、テントが揺れたわむのだ


苦渋の選択でスカートを大きめの石を置いて固定する

生地が傷むので、やりたくなかったが

そんなことを言っている場合ではなかった

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なんとか砂の侵入もおさまったので、やっと昼ご飯の準備ができるようになった

設営に多分3時間くらいはかかったであろう…。

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砂利や石の多い川側を選んだ自分の責任だが、とてもいい経験になった

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今回は、予算を決めて食事を作ってみるというミッションもあったが

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これは嫁さんが仕切ってくれて見事に成功

こういう面では頭が上がらない

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とてもおいしくBBQの串焼きを頂いた

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考えてみれば


作ったキャンプ場では、アウトドアには触れられるが自然の大きさや大変さには触れにくい

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こういったキャンプ場を何回も経験することで自分のキャンパースキルのレベルアップをする

 

それもキャンプ好きの醍醐味かと感じた

我が家は、どちらかというと自然由来が好きかもしれない

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こうして日が暮れていく…。

 

どんどん気温が下がっていく…。

いったいどうなってしまうのかー!?

 

次回へ続く