いよいよ夕方になってきた、だんだん日が落ちて薄暗くなっていく
普通の人ならアンニュイな感覚になるであろうこの時間、自分の気持ちはテンションMAX
だって人生で初めてのキャンプ泊
いったい夜のキャンプ場はどんなところなのか、夜のテントの中はどんな雰囲気なのか
家族は夜のキャンプにどんな反応をするのか、全てが初めての経験だ
夕方からメインランタンのノーザンノヴァを照らしだす
流石の明るさにびっくりしたが、恐らく寒いのもあってかレギュラーガスだと本領発揮とはいかないみたいだ
これは勉強になった
LOGOSの焚き火台をテントの前に持ってきて薪に火をつけた
「おおお、今、自分は焚き火してる!」と、普通のキャンパーであれば至極当然な状況に初心者の自分は大興奮だ
新鮮な空気がガンガン回るので、次々と薪が溶けていくがお構いなしで放り込んだ
そうこうしているうちに完全にキャンプ場は夜になった
ダイソーのLEDランタン、ジェントスのLEDランタンも全て点灯させた
改めて思ったがダイソーのランタンを改造しておいて本当によかった
明るすぎない暖色ライトが絶妙で10個全て使っていたが目にも優しかった
自分がこの日までに想像していた状況にだいたいハマったのでランタン関連にはとても満足した
意外だったのはコールマンのフロンティアPZランタンだった、とても明るい
テーブルランタンとして使ったが微妙に暖かい、やはりLEDランタンには無い雰囲気がある
ノーザンノヴァも好きだがフロンティアPZもとても気に入った
そろそろ晩御飯の時間だったので嫁さんが仕度をしだした
今日の夕飯は「もつ&つくね鍋」だ
夕飯を寒々しく食べるのも嫌なのでストーブを付ける
トヨトミのKS-67H
ストーブの中ではかなりヘビー級の石油ストーブだ
すぐに暖かくはならないが広いテント内をジワジワと温めてくれる
コンロの火も相乗効果でテントの中は外との気温の差がはっきりわかるようになった
夕飯が出来上がったので家族で食べる
ラーメンも一緒に煮込むので娘も喜んで食べてくれた
嫁さんが「冗談ぬきで今までで一番おいしい鍋かもしれない」と言っていた
自分も同意見だった
娘も何回もオカワリしてくれていた
まさか自分がこんなにキャンプにはまり、ギアを集め、こんなシチュエーションにいるなんて去年の今頃なんて全く想像もしていなかった
嫁さんから子供の頃のキャンプ泊の思い出を何回か聞いたが、同じ思い出を自分の娘に作ってやれるのが親の立場からすると感慨深いものだった
夕飯を終えて片付けをして、寝るまでゆっくりとした時間を過ごす
家族でストーブを囲み会話をしながらその時間を楽しんだ
まだまだ起きていたかったが、テントの設営や色々と初めての興奮やら経験をしたせいで、3人とも疲れが出て23時頃就寝する事になった
外気温6~7℃くらいだったが、ストーブのおかげでインナーテントもさほど寒くなかった
嫁さんがシュラフと一緒にインナーシュラフも買ってくれていたので、寒い思いは朝まで一切しなかった
就寝前の会話も疲れて正直出来なかったの後悔かなぁ
そして朝を迎えた
ここから大変な状況が始まるなんてその時は思っていなかった
次回へつづく